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~日本人のほとんどが不調経験者?

 職場に居ながらできる自分メンテナンス! 第1回
~日本人のほとんどが不調経験者?


 職場に居ながらできる自分メンテナンス!    第1回 <br />~日本人のほとんどが不調経験者?


 

健康運動実践指導者の小松原ゆかりです。これまで10年にわたりヨガや呼吸法の指導、介護予防や職場でのメンタルヘルスに関する講座をしてきました。
これらの経験を活かし、現在は東京大学医学部付属病院 22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座特任准教授である松平浩先生にご指導いただき職場で気軽できる体操づくりに取り組んでいます。今回から数回にわたり、現代人の不調の特徴、効果的な運動などについてお話をさせていただこうと思います。

腰痛経験者は 8 割!

 職場に居ながらできる自分メンテナンス!    第1回 <br />~日本人のほとんどが不調経験者?

国民の腰痛の生涯有病率は80%以上。資料は松平浩先生より資料提供。

厚生労働省が実施している国民生活基礎調査では、腰痛、肩こり、関節痛は日本人が抱える不調の上位にランクインされています。特に腰痛に関しては、80%もの人が一度は経験したと言われるほどです。(腰痛の生涯有病率;Fuji T,Matsudaira K.Eur Spine J 22,2013)これらの不調は、スマートフォンの普及や長時間のコンピュータ作業が当たり前となり、同姿勢のまま動かずにいることが関係していると言われています。


座禅、茶道、華道、書道などに代表される和の文化のなかで姿勢を正すということは基本中の基本でした。昭和初期の頃は、初等教育にて“立腰(りつよう)”という腰骨を立て、背筋を伸ばし、正しい姿勢で坐ることが重要視されていました。しかし、残念ながら現代ではこうした教育は見かけなくなりました。正座より椅子という生活の欧米化が進むとともに、猫背や反り腰など姿勢に関する問題が急激に増えています。この不良姿勢こそ不調の要因であるといっても過言ではありません。

背骨への負担は、小学生をのせているようなもの!

 職場に居ながらできる自分メンテナンス!    第1回 <br />~日本人のほとんどが不調経験者?

頭の重さは胴体の上に小学生をのせているようなもの。

姿勢と不調って関係があるのだろうか?と思われた方もいらっしゃるでしょうか。実は、頭はボーリングの玉程の重さがあります。ある保健師さんが「頭の重さは胴体の上に小学生をのせているようなもの」と、例えたことがありました。そのくらい背骨には負担がかかっています。ここまでお話すれば、不良姿勢と不調の関係がおわかりになるでしょうか。背骨の上に絶妙なバランスで頭が乗っているのです。このバランスが崩れると不調症状が現れるのも当然だと考えられるでしょう。

あなたは「健康」だと自信を持って言えますか?

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アミタでもランチタイムで実践したところ、社員からは大変満足なアンケート結果を得られました!

運動指導の際に「私は健康です」と自信を持って手をあげる方がいらっしゃいます。しかし、その方のカラダに触れてみると、指先が氷のように冷たいとか、鉄板が入っているのではないかと思うくらいの肩こりをお持ちであることがあります。「辛いでしょう?」と声をかけると「これって普通だと思っていました。」という答えがほとんどです。このような方は、肩こりを糸口に「そういえば最近しょっちゅう頭痛がおこる」とか「最近ずっと手がしびれている」というようにご自身の不調に気づいていくのです。

あなたは、「不調なんて誰にでもある」と思っていませんか。調子が悪いと感じた時、はじめは不快感があるものの、だんだん不快さになれてしまい「これが普通かもしれない」と不調を受け入れていませんか。カラダは改善してほしくて SOS サインを出しているのに、あなたはひたすら無視をしているようなものです。まずは、あなたの不調はどんなことが原因で生じているのか、関心を持ち、カラダの声に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。自分ではどうにもならないほどのコリや痛みに苦しむ前に、きっとできることがあるはずです。

しかし、こんなにも多くの方が不快な症状を訴えているのに、予防や改善のための正しい方法が意外と知られていないのです。次回からは、私たちの考案した体操についてご紹介しますのでお楽しみに。

執筆者プロフィール

 職場に居ながらできる自分メンテナンス!    第1回 <br />~日本人のほとんどが不調経験者?

氏名:小松原 ゆかり(写真:下段 右)
資格:健康運動実践指導者(フリー)

前職は保育職。ストレスから生じる不調症状に悩まされたことをきっけにヨガを学び、2004年より指導者となる。ヨガ資格の他、呼吸法、健康管理に関する資格、介護や認知症予防の資格なども保有しており、子どもから高齢者まで全ての年齢に対応できる。 現在はヨガスタジオの他、企業、被災地にて「こころとカラダ」に関する講座を出張オーダメイド方式で行っている。

プロフィール
http://s.ameblo.jp/chibee-yuka/entry-11373201683.html?frm=theme


【プロジェクトメンバーの紹介】
氏名:松平 浩(まつだいら こう) ※写真上段 左

1992年、順天堂大学医学部卒業後、東京大学整形外科入局。98年、東京大学医学部付属病院整形外科助手(腰椎・腰痛グループチーフ)。2008年、英国サウサンプトン大学疫学リサーチセンター留学(visiting scientist and Senior Research Fellow )。2009年、労働者健康福祉機構、関東労災病院 筋・骨格系研究センター長に就任。同機構の本部研究ディレクターを兼務。2014 年より現職(東京大学医学部 附属病院
22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座 特任准教授。日本整形外科学会整形外科認定医、日本脊椎脊髄学会指導医、日本体育協会認定スポーツ医、国際マッケンジー協会認定セラピスト、日本腰痛学会評議員(編集委員)。

氏名:川又 華代(かわまた かよ) ※写真上段 右
2001年理学療法士免許取得。急性期から慢性期までのリハビリに従事。障害を負う前に携わりたいと思い、2006年から勤労者の予防に取り組む。 現在は2月に第3子を出産し育児に奮闘中。

氏名:楠本 真理(くすもと まり)※写真下段 左
企業の保健師。2001年に産業医科大学産業保健学部看護学科を卒業し、それ以来現職の三井化学の健康管理室で14年間勤務。主に組織担当として、健康づくりプログラムやメンタルヘルスの職場環境改善等に力をいれている。



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